特捜戦隊デカレンジャーの特徴について少し調べてみました。
様々な新機軸に対して賛否両面から話題を提供した前作『爆竜戦隊アバレンジャー』への反省から、本作は『百獣戦隊ガオレンジャー』以来3年ぶりの当初5人編成戦隊という形でスタートした。女性メンバーが2人なのは更にさかのぼって『電磁戦隊メガレンジャー』以来7年ぶりとなる。当作品は『地球戦隊ファイブマン』以来となる「人類が既に宇宙に進出し、宇宙人と交流を持っているのがあたりまえ」な“近未来的”社会を舞台にストーリーが構築されている。
これまで『激走戦隊カーレンジャー』のシグナルマン、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の巽大門、『未来戦隊タイムレンジャー』のユウリなどメンバーの一部に警察に関わる立場を持ったものはいたが、シリーズ28作目にして初めて明確に警察をモチーフにして制作された作品である。そのせいか、本作は刑事ドラマを意識した造りになっている。特にシリーズ構成面では、敵組織を設定せず、毎回、宇宙警察地球署の刑事達が異なる事件を捜査していく、1970?80年代の刑事ドラマでは主流だった「一話完結」の手法がとられた。これはシリーズを通して一つのドラマを綴っていく傾向が強かった昨今の特撮テレビドラマでは異例であった。またブルーがリーダーなのは初めてである(劇中ではウメコ(ピンク)が自称リーダーと言っている)。
視覚的な大きな特徴として、女性メンバーのスーツがスカートを模したものでなく、男性キャラクターのものと共通仕様になっている点が挙げられる。
前作の『アバレンジャー』ではナレーションがなかったが、原点回帰とスピード感とシリアスが溢れるストーリーを重視する事や、関西ローカルで放送していた「部長刑事シリーズ」(ABC製作)の様な連続アクチュアルドラマを目指す観点から、ナレーションが復活した。ナレーションには、ベテラン声優の古川登志夫を起用、かつての大平透のナレーションを彷彿させる古川独特のスピード感が漂う語り口を聞かせている。
また、各エピソードや登場人物のキャラクターには、随所に『太陽にほえろ!』『Gメン'75』『特捜最前線』など1970?80年代の名作へのオマージュが込められている。これらの刑事ドラマはスーパー戦隊シリーズを始める上でヒントになったとも言われ、結果、本作は「異なるスキルを持つ者たちがチームを組み、力を合わせて困難を克服する」(「概要」より)というスーパー戦隊の原点への回帰も果たしている。
同シリーズにおける近年の巨大ロボットの戦闘シーンではCGを中心とするスタイルに移行しつつあったが、今作では「CGに頼り過ぎない」のと「質感重視」の方針から、昔ながらのミニチュアを用いた手法を併用しており話題を呼んだ。
本作以降、2006年の轟轟戦隊ボウケンジャーに至るまで『女性メンバー2人』の設定が続けられた。これは、海外でパワーレンジャーを製作するにあたっての配慮とも考えられる。詳細については、解説を参照。また、本編終了後の『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、海外版の『パワーレンジャー・S.P.D.』の装備を登場させるという、言わば逆輸入の方式が初めて見られた。
デカレンジャーチームのメンバーの苗字は内外の推理小説作家から、名前はお茶から、ドギーら宇宙警察高官の出身惑星名はエジプト神話からヒントを得ている。また、デカレンジャーは変身前も変身後もお互いをニックネームで呼び合っている。
オープニングのタイトルコールは18話のみ、京都ロケということもあり、「特捜戦隊デカレンジャー!(と、5人で叫んだ後に少し間を空けて)どすえ(と、木下と菊地が落ち着いた声でタイトルコールをしている)」になっている。 他にも最終回一話前の49話はOPでのキャストのカットが新たに録りおろしになっていたり、最終回のみOPナレーション「5人の刑事たち」が「6人の刑事たち」になっていたりと凝った点が多い。
オープニングテーマはアニメ作品を中心に活躍するロックデュオ・サイキックラバー、エンディングテーマは『ジャッカー電撃隊』以来の登場となるベテラン・ささきいさおが担当したが、新しい試みとして、17話以降ヒロインがメインの回では通常とは別のエンディングテーマ(ヒロインの2人を演じる木下と菊地が、ヒーローを演じる載寧・林・伊藤をコーラスに従えて歌う)が使用されている。ちなみに、エンディングテーマが2曲あるというのも『電磁戦隊メガレンジャー』以来7年ぶりである。なおヒロインのコンビは、その17話のタイトル「ツインカム エンジェル」の名で呼ばれ、人気を博した。
本作では初期の5人と、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以降定着した『6人目の戦士』であるデカブレイクに加えて、6人の上官であるドギーが変身するデカマスターが登場。出番こそ他の6人に比べれば少ないものの、その存在感は強く、結果としてシリーズ初のレギュラーが7人の作品となった。
また、本作における『デカレンジャー』という名称は、宇宙警察そのもの、またはその捜査官を指すものであり、本編中では、レギュラーの7人、2話のみ登場したデカスワン、1話のみ登場したデカブライト、劇場版で一瞬だけ登場したデカゴールドと、計10人 もの『デカレンジャー』が登場している。また、最終回では、(翌年のマジレンジャーと並び)史上最多となる8人が一堂に集った。
なお、本作では各話を示す単語をEPISODE(エピソード)と称している。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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